ジャポボルト?

ジャポボルトが強くてマンムーが使いにくいという記事を少なからず見かけたのだが、ジャポボルトは本当にマンムーの対策になっているのかという疑問の話。
というのも、マンムー側はステロから氷のつぶてを打つ選択肢を取り、例えば後続のラムカイリューやラムバシャーモといったポケモンで展開するだけで比較的有利に立ち回ることも可能なのではないかと疑問を前々から持っていた。
マンムー側は持ち物や技構成を変更することなく、ジャポボルトも疑ってかかることのできる死に出し展開重視の構築にすることでステロ+削りを行い退場することができている。
多少構築の難易度が上がったりするとは思いますが、今後もジャポボルトのような非常にピンポイントなポケモンが使われ続けるのであれば、先発ボルトロスに悩まずにそういう選択をして展開してくる構築が出てくるのではないかと予想している。
まあ自分はそう思っただけで実際に構築まで考えたわけではなく、てきとうに言ってるだけなので変なことを言っていたらすみません。月1更新のためによくわからない記事を書いてしまった気もする。

催眠術ニョロトノ

あまり見ない気がしたので
後出しから繰り出すことで雨状態のキングドラとの対面状況を簡単に繰り出すことのできる脱出ボタンニョロトノですが、ニョロトノを繰り出すときに攻撃されないと、その次のターンに相手に簡単に後出しを許してしまいます。
ニョロトノを出したのはいいが、ダメージを受けなくて脱出できず、とりあえず起点にされないためにアンコールを選択したい場面。しかし、相手はラティオスキノガッサの繰り出しを選択していた場合を考えるとアンコールは危険な行動となりえます。
ここで相手が交換の際に催眠術を使っておけば60%の確率で相手を眠らせて、脱出ボタンを消費せずにキングドラを安全に繰り出すことができます。
相手が引いてこなくても催眠術が当たれば起点を防ぐことができ、当たる前提であれば割と思考停止で選択でき非常に使い勝手のいい技です。
アンコールのおかげでニョロトノとの対面では身代わりを使われにくいことも相性が良いと言えるでしょう。
水技/かわらわり/アンコール/滅びの歌 の構成の脱出ボタンニョロトノが現在最も一般的であると勝手に思っていますが、構築全体で壁にある程度抵抗を付けることができればかわらわりの位置に催眠術を入れることができると思います。催眠術も当たれば壁のターン数を稼ぐことに使えるので壁耐性が全くなくなるということもないですしね。
ただ、催眠術からの繰り出しの際に寝言の攻撃でキングドラが致命傷を負った時はあきらめてください。

カバドリ

年越し前に作ったのをメモ帳コピーしただけ

ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4
カバルドン オボン 地震 欠伸 ステルスロック 吹き飛ばし
ドリュウズ 地震 岩雪崩 剣の舞 身代わり
ラティオス 眼鏡 流星群 竜の波動 波乗り トリック
ハッサム 鉢巻き バレットパンチ 蜻蛉帰り つばめがえし ねごと
キノガッサ 毒毒玉 気合いパンチ ローキック キノコの胞子 身代わり
スイクン カゴ 熱湯 れいとうビーム めいそう 眠る
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種族値440ルール〜とりあえず育成しておいて損のないポケモン〜

最近騒がれつつある種族値440ルール。しかしどんなポケモンから育てておけば使いまわせるのかわからない!という方も多いのではないでしょうか。
せっかく最初の方に育成するポケモンは他の構築に使いまわせた方がなにかと次の構築のときに手間が省けて便利と考える方も多いと思うので記事にしてみました。個人的独断によるトップ5を紹介したいと思います。よろしければご覧ください。
種族値440ルールについて


低火力やこだわりが多くなりがちなこのルールでは非常に強力なポケモン。このルールにおいてどんな構築にも採用のチャンスがあります。
今後の制限が問われることもありますが個人的にはそこまでいかないと予想しています。
なんといっても素晴らしいのがシングルに流用できるということです。
シングルに興味を持っているがやったことがなく、まずは440ルールを始めてみたいという方に非常にお勧めできます。


所謂440族ポケモンです。無効と半減のタイプが優秀でありシャドーボールを半減できるポケモンの少なさから後出しからでは対処しにくい。
440族ポケモンということと抵抗の多さから構築に入る機会も多くなるはずです。
フォルムチェンジさせることでシングルやダブルでも流用することが可能と無駄の少なさも見逃せません。


タイプが優秀で受けにくい攻撃範囲と格闘地面炎あたりに繰り出しやすい抵抗と耐久数値を持っています。
弱点さえ付かれなければ大抵の攻撃は1発耐えることができる耐久を素でもっているのもこのルールでは珍しい。
他のルールでは使われることが少ない点が残念でなりませんが440ルールにおいてはスイクンに近い性能をもっており非常に使いやすいと思われます。


ガブリアスの進化前のポケモン。シングルのガブリアスは最速ドラゴンをラティオスに譲っていますがこの440ルールにおいてガバイトは堂々の1位に座っています。
単に地震と逆鱗の攻撃範囲が優秀なだけでなく、ダブルチョップを覚えることから身代わりや襷に強く出ることができるため、身代わりを使った戦法に勝ち筋を残すことができます。
残念なのは剣の舞と炎の牙を習得できないところでしょうか。
なんとなく砂がくれにしたままガブリアスを使っているみなさん、440ルールでガバイトを使ってサメ肌の素晴らしさを実感してみませんか?

  • ニューラ


440ルールでは構築に1体は欲しい悪タイプ。欲しい理由はロトムへの抑止力として、またソーナンスにも弱くないことがあげられます。
その中でも今回はニューラを選択しました。
タイマンで有効な猫だまし、オオスバメモグリューに対して有効な氷のつぶて、高い確率でひるませることができる噛みつく、ロトムに圧力をかけるための追い打ち、補助技を封じる挑発と非常に起用な技をたくさん持っています。
最速にする利点としてはスカーフジヘッドを抜けることでしょうか。意地っ張りも悪くないと思うので好きな方を。



とりあえずこの5体を育成しておけば440ルールにおいて割と構築で使いまわしがきくと思います。
こいつの方が様々な構築に入るのではという意見もあると思いますが独断であることをご理解ください。
まだまだ発展途上のこのルール、様々な構築を試してみましょう!

バンギドリュウズスイクン

最近アンテナで上の方来てるなと思ってもどうせコメントだろと思われてる読みまさかの更新


ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 特性
バンギラス こだわり鉢巻 ストーンエッジ かみくだく おいうち ばかぢから すなおこし
ドリュウズ きあいのたすき じしん いわなだれ アイアンヘッド つるぎのまい すなかき
スイクン みずのジュエル ハイドロポンプ れいとうビーム ぜったいれいど しんそく プレッシャー
ランクルス かえんだま サイコショック トリック めいそう じこさいせい マジックガード
ボーマンダ こだわりめがね りゅうせいぐん りゅうのはどう だいもんじ ねごと いかく
カバルドン ゴツゴツメット じしん こおりのきば ふきとばし なまける すなおこし

最近ネットの大会等で使っていた構築ですが、辺境の地に住んでいる僕はオフになかなか参加できないので晒すことにしました。

以下個別解説

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スイクンバンギ

ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4
スイクン 水のジュエル ハイドロポンプ れいとうビーム 選択肢 選択肢
バンギラス こだわり鉢巻 ストーンエッジ 噛み砕く 追い打ち 馬鹿力

幅広く打ち合えるHCスイクンと、スイクンが打ち合えないポケモンをフォローするバンギラスの組み合わせ。ソーナンスでもよい。
スイクンミラーコートを採用することで雨に選出できないこともない。
キノガッサへの回答を構築で作ることができればよい構築になるでしょう。

スイクン考察


友達の少なそうなこのポケモンはなぜ強いのでしょうか。

  • 型1

熱湯 冷凍B 瞑想 眠る
臆病HSで使われるこの技構成。マンムーカイリューに先制攻撃を仕掛けタイマンで勝てる。ヒードランにも先制することで有利がとれ、また非雨天候の状態で控えめのキングドラに先制して動くことが可能。
これに加えて、瞑想を積むことで耐久に振っていないキノガッサが1発になり、そのほかの特殊ポケモンとの打ち合いにも有利がとれる。
巣の状態では火力が低く、相手の高火力ポケモンを低負担で繰り出させてしまうこともあるが、熱湯の火傷性能により低負担で繰り出させてしまうという部分をある程度ごまかせる。

  • 型2

確定技:ハイドロポンプ 冷凍B
選択肢:神速 絶対零度 ミラーコート 追い風 めざめるパワー こごえるかぜ 瞑想 眠る
控えめで火力を追及したものや呑気で神速を採用する個体もいる。ドグラさんの影響で見ることも多くなったのではないでしょうか。このポケモンがどのように強いかはドグラさんの記事http://d.hatena.ne.jp/dogura/20120720/1342796566で紹介されているので省略。
この型の登場によりスイクンの前で悠長にウルガモスが積めなくなったり、ハッサムとの偶発対峙時にとんぼ返りを許さなかったり、ローブシンが居座りにくくなったなどスイクンが低火力であるがゆえに行動を許していたポケモンが行動することに大きなリスクを負わせることになった。

  • 型3

熱湯 瞑想 身代わり 守る
まもみが型。熱湯の火傷と身代わり、守るが相性がよい。また身代わりと瞑想の相性がよく急所を気にせず積むということもできる。プレッシャーによるPP削りが強力で、竜の波動や虫のさざめきなどPP16程度の技であれば潰しにかかることができる。
広いポケモンと打ち合うのは苦手ですが、スイクンに対して簡単に身代わりを許すポケモンを採用している場合やこだわりの高火力ポケモンを繰り出して対処しようとする構築には圧倒的強さを見せつけ、スイクンに隙のあるポケモンを採用している場合、対処の仕方を考えさせられる。
瞑想が毒になったスイクンもいますが、それはこの型の亜種というよりは毒まもヒードランの亜種な気はする。


という以上自分が思うスイクンのもっとも多い3つの型を上げましたが、選出画面でこれらを同時に考慮し、どの型でも問題なく選出することが難しい。また交換から処理にかかるときにも、瞑想眠る型だと思って電気を繰り出したらジュエルハイドロポンプで致命傷を受けそのまま神速で倒された。こだわりラティオスを交換から繰り出して対処しようとしたらまもみが型でPPからされて勝てなくなったなど交換からの処理の難しさも感じる。後出しから繰り出すには数値は足りなさそうですが、単タイプにしては4つもある抵抗の炎鋼水氷タイプの技に繰り出して数値を2倍にすれば出せないこともない。瞑想+吠えるでウルガモススイクンラティオスとの積合いを意識したスイクンも存在しやはりできることが非常に多い。
図太いスイクンは現在ボックスの肥やしです。